ちわ丸メダカブログ
〜メダカ初心者が繁殖、販売できるのか〜
メダカ

水のはなし② 〜こけ〜

どーもちわ丸です🐶


水槽を設置して2週間が経過しました。
ご覧のとおり、底面には早くもこけが生えはじめています。

某通販サイトで、スクレーパーを頼んでいるんですが、まだ到着しません😇

本日は、多くのアクアリストの時間と労力をうばい続ける、こけについて簡単にまとめました。

こけの発生するメカニズム

光の過剰または不足

水槽内の光の量はこけの成長に直接影響します。
過剰な日光や水槽ライトは、特にこけの成長を促進します。

栄養分の過剰供給

餌の与え過ぎや魚の排泄物は水槽内の栄養分を増加させます。
これにより、こけが繁殖しやすくなります。

水質の不均衡

水のpH値や硬度、アンモニアや亜硝酸塩のレベルなど、水質の不均衡もこけの発生に影響します。適切な水質の維持は、こけの成長を防ぐために重要です。
よって、定期的な水質管理が必要です。

水流の不足

水槽内の不十分な水流は、特定の場所に栄養分や廃物が蓄積する原因となり、こけの成長を促します。水槽内の水流を均一に保つことで、こけの発生を抑制できます。
とはいえ、メダカは水流に弱いのでバランスを考えましょう。

こけの発生によるメダカへのダメージ

水質の悪化

こけの繁殖は、基本的に水質の悪化を引き起こします。
こけが消費する酸素量が増えることで、メダカに必要な酸素が減少し、彼らの呼吸が困難になることがあります。
また、こけは有害物質を吸収し、水質を更に悪化させる可能性があります。

生活空間の減少

糸状藻のように成長するこけは、めだかの泳ぐスペースを制限し、自然な行動に影響を与える可能性があります。

ストレスの増加

上述のように飼育環境を悪化させることで、めだかにストレスを与えます。
ストレスはメダカの免疫力を低下させ、病気にかかりやすくなる原因となります。

こけ対策

物理的な除去

こけが水槽のガラスや装飾品に付着している場合は、スクレイパーや専用ブラシを使用して物理的に除去します。
定期的な掃除はこけの繁殖を抑制する上で非常に効果的です。

栄養分のコントロール

餌の与え過ぎは栄養過剰の原因となります。
メダカに必要な量のみを与え、水槽内の栄養分のバランスを保つことが重要です。
よく言われることですが、1度に、メダカたちが5分で食べ切れる量を与えましょう。

水質管理

こけの成長を防ぐためには、水質の安定が重要です。
定期的な水替えや適切なフィルターの使用し物理ろ過および生物ろ過をしっかり機能させることで、栄養過剰を防ぎます。
また、水質を安定させ、余分な栄養分を取り除くためには、定期的な水替えが効果的です。
水量や飼育する個体数に応じて適切な頻度で水替えを行うことで、こけの成長に必要な環境を抑制できます。
私の場合は現在、3日に1度、4分の1程度の水換えを行なってます。


これから個体を増やしていこうと思っているので、自分にかかる労力やメダカの状況を見ながら、適切なペースを探っていこうと思います。

光量の調整

適切な照明の使用と光量の調整は、特に緑藻の成長を抑制するのに有効です。水槽を直射日光の当たらない場所に置くか、照明の使用時間を調整して光量をコントロールします。


私の場合、たくさん卵を産んでほしいので、照射時間は13時間に設定しています。
飼育方針によって適切な光量を検討しましょう。

水槽の適切な配置

水槽を直射日光の当たらない場所に配置することで、光によるこけの成長を抑制できます。また、温度変化が少なく、安定した環境を選ぶことも重要です。

他の生き物との共生

特定の魚や貝など、こけを食べる水生生物を導入することも効果的な対策の一つです。
例えば、ペットショップ等でも簡単に入手できるタニシやミナミヌマエビ等を導入することで効果が期待できます。
私が、熱帯魚飼育をしていた時はオトシンクルスというお魚にかなりお世話になってました😀

グリーンウォーターとの違い

私が今一番気になっているグリーンウォーターとの違いをまとめてみました。

メダカとの生活が始める前に、とある道端の軒先で、睡蓮鉢が置かれていましたのを思い出しました。なかには、緑色で、一見濁っているだけにも感じられるお水で、いきいきと泳ぎ回っているメダカを見かけて、不思議に思ってました。

様々な情報にふれる中で、グリーンウォーターとこけ水槽は似て非なるのものだということを学びました。それでは、いきましょう。

成長の原因

グリーンウォーター
栄養豊富な水と適切な光のバランスがあれば自然に発生します。水質が良好で、微細藻類の繁殖を促す条件が揃っていることが重要です。

こけ:
過剰な光、栄養分の不均衡、水質の不安定さなどが原因で成長します。物理的な表面に付着して繁殖する特性を持ちます。

水槽内の影響

グリーンウォーター:
水質を浄化し、微量栄養素を提供します。天然の食料源として機能し、特に稚魚にとって良好な環境を提供します。

こけ:
水槽の表面や装飾品に付着し、見た目に不快感を与えることがあります。水質の悪化を引き起こすこともあり、定期的な除去が必要です。

魚への影響

グリーンウォーター:
安全な隠れ家を提供し、自然に近い生活環境を作り出します。
健康的な成長をサポートします。

こけ:
物理的なスペースを減少させ、魚のストレスを増加させることがあります。
特に、糸状藻などは水槽内の動きを妨げる可能性があります。

管理と対策

グリーンウォーター:
栄養分と光の適切な管理により、自然なバランスを保つことができます。
過度な介入は不要で、水槽の生態系を健康に保つことが可能です。

こけ:
物理的除去や水質の改善、光量の調整など、積極的な対策が必要です。
定期的な清掃と水質管理で、成長を抑制することができます。

美観

グリーンウォーター:
独特の緑色が美しく、自然な水槽の雰囲気を作り出します。
視覚的な興味と自然の美を提供します。

こけ:
水槽の清潔さと美観を損なうことがあります。

最後に

個人的に、めだ活の先輩方が使いこなしているグリーンウォータがすごく気になっています。
春になったらグリーンウォータをつかった屋外飼育に挑戦したいです。
これについても記事にしていけたらと思ってます。

水質維持にかかせないバクテリアについてもまとめています。
下画像をクリックするとすぐにご覧いただけますのでぜひ🧐

水のはなし①〜バクテリア〜

また、関連記事として、グリーンウォーターについてもまとめてますので、ぜひご覧ください。

下記画像をクリックするとすぐに移動できます。

水のはなし③〜グリーンウォーター〜

ご覧いただきありがとうございました〜☺️

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